イサキ
旬の時期の美味しさは別格
特徴
名称 | イサキ |
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分類 | スズキ目スズキ亜目イサキ科イサキ属 |
釣果ポイント | ワラサ根・久料・石花海 |
シーズン(月) | |||||||||||
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イサキは海藻が多い岩礁域に生息し、群れをつくる。
昼は水深50mほどまでの深みに潜むが、夜になると海面近くまで泳ぎ出す。
食性は肉食性で、小魚・甲殻類・多毛類等の小動物を捕食する、身は白身で、マダイよりは柔らかくて脂肪が多い。
刺身・焼き魚・煮魚・唐揚げなどいろいろな料理で食べられる。
水揚げしたイサキは目が濁りやすいので、目の濁り具合は鮮度の判断基準にならない。
近年養殖技術の研究がなされ、市場にも養殖ものが流通している。
釣り方は沼津や伊豆ではコマセ籠吹き流し釣りが主流をなっている。
また駿河湾「石花海」のイサキは大きく「ジャンボイサキ」と言われている、6月半ばからシーズンが始まる。
タックル
コマセ釣り(オキアミ)
ロッド&リール
ロッド | マダイ竿または、7対3調子のイサキ竿 |
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リール | 中型両軸受けリールまたは中型電動リール |
ライン | PE3号~5号 |
バッテリー | リチウムイオンバッテリー |
仕掛け
- 片テンビン:50cm
- コマセ籠:サ二―Lサイズ
- クッションゴム:太さ1.5mm 長さ1m
- 錘:80号~100号
- 本ハリス:3本針 全長6m~8m
ワンポイント
イサキ釣りはコマセ釣りの基本動作が重要!!
コマセとして使用されているのはオキアミがメイン。ただし、沼津周辺のポイントではオキアミとアミエビのブレンドを使用します。
刺しエサもコマセと同じくオキアミを使用します。サシエサのオキアミはコマセの中の形の整ったものか、専用のオキアミ刺しエサを使います。
まずオキアミの尾羽根を切り取り、その切り口からハリを刺し、切り口から針先を刺し込んで腹に抜く。針の軸に沿ってオキアミが真っ直ぐになるように刺す事が重要。
尾羽根を切る際に手でちぎる人もいますが良く切れるハサミで綺麗に切断したいです。オキアミが曲がっていると針が水中で回転して仕掛け絡みの原因になるので注意しましょう。
針から餌が外れないように、できるだけ形のしっかりしたもので、かつ、眼の黒い部分がちゃんと付いているものを選んで丁寧に針に刺しましょう。
2匹の抱き合わせで刺す場合も、刺したオキアミが真っ直ぐになるように気をつけましょう。
コマセをまいて、そのコマセのなかに付けエサを同調させるのが肝。
魚探反応のある下のところからコマセを巻いては10mから7mまでは数回に分けてコマセを出します。
釣り方
I-PILOT
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イサキのポイントはプランクトンをよく捕食するので、根の頭など湧昇流が発生しているところに群れていることが多い。
ポイント・魚種別お勧め艇
ポイント湾内
釣れる魚種
- マダイ
- カワハギ
- アマダイ
- 根魚
- アオリイカ
沼津スタッフおすすめ艇
捌き方
1.頭と胴を分ける
ウロコを引いた後、胸ビレのつけ根から包丁を入れ、切り込みを入れる。反対側も同様に包丁を入れ頭を切り落とす。
2.腹ワタを出す
腹の下に頭側からしっぽに向けて包丁を入れて、腹ワタをきれいにかきだす。
3.3枚におろす-1
腹から骨に沿って包丁を入れていく。しっぽに少し切り込みを入れ、背からも骨に沿って包丁を入れていく。最初は浅く入れていく。
4.3枚におろす-2
だんだんと深く包丁を入れていき、切り落とす。これで2枚おろし。
5.3枚におろす-3
次に、骨の付いている身を、骨を下にしてしっぽに浅く切り込みを入れ、同様に腹から骨に沿って包丁を入れていく。続いて背からも包丁を入れて切り落とす。
6.3枚におろす-4
これで3枚おろしの出来上がり。
おすすめレシピ
イサキのマヨネーズ焼き
イサキは刺身はもちろん、身肉が柔らかくないので、塩焼き、ムニエルなどにも適しています。
白身魚とマヨネーズがとてもよく合います。
- 材料(2人分)
- ・イサキ…1尾
- ・アスパラ…少々
- ・塩…少々
- マヨネーズソース(2人分)
- ・マヨネーズ…1/2カップ
- ・卵黄…2個分
1.腹骨をおとす
3枚におろした身の腹骨をそぎ落とし、血合いに沿って丁寧に小骨を抜く。イサキは骨が硬いので残さず抜いていく。
2.アスパラをゆでる
アスパラはざっと茹でて小口切りに刻んでおく。
3.マヨネーズソースを作る
卵黄とマヨネーズをよく混ぜ合わせてマヨネーズソースを作る。イサキの切り身に塩をふりソースをかけて30分程漬け込む。
4.イサキをオーブンで焼く
漬け込んだ切り身を3等分し、200度のオーブンで10分ほど焼く。
5.仕上げ
焼きあがったイサキの上に刻んだアスパラを飾って出来上がり。マヨネーズソースの黄色とアスパラのグリーンがとてもよく合います。