石花海釣行記
久しぶりのスタッフレポートになります。先日マリーナスタッフで石花海(せのうみ)へ行ってきました。
今回はジグ班と餌釣り班の2艇に分かれて遠征。私自身初めての石花海だったので期待大でした。
そもそも「石花海ってどこや!?」と思われる方が多いかと思いますが、駿河湾の中心よりやや南側、
緯度的には大井川~御前崎(松崎~石廊崎)の間ってところでしょうか。
平らな山頂の山が北と南に分かれていてそれぞれ北堆、南堆と呼ぶそうです。
ちなみに今回は北堆の方での釣りです。
天気は曇り、風はそこまでなかったのですが外海の分、波が沼津の湾内と全然違いました。
湾内での釣りに慣れてているといかに海面が穏やかなのかがよくわかります。
酔い止め飲んできて正解だったな・・・。
どてら流しなので横波をくらって船が揺れる揺れる。スパンカーとジャイロがあれば・・・
等深線見てても確かに山頂が真っ平、しかも広い。水深50~60mでを一投目はまず適当な場所で
仕掛けは天秤吹き流し。投入してすぐに早速当たりが。
何かと思いきやサバやウマヅラハギ。そんなこんなで、期待しながらしばらくすると早速良型イサキ!
最初の場所ではこの一匹のみでした。
場所を変えて魚探で反応あるところを念入りに探っていきます。初めての場所では念入なポイント探しから。
自分でポイントを探し出すというのもこれもプレジャーボートでの釣りの醍醐味じゃないかなと思います。
実際は結構大変ですがね(笑
しばらくするとやたら底に反応があったのでもしや!?と思い仕掛け投入。
どうやらキダイ(レンコダイ)の群れのようで、反応が途切れることなく出続けていたので、
おそらく仕掛けを入れれば入れた分入れ食い状態だったと思います。
他にも赤いイサキやアヤメカサゴ、キントキダイなども釣れました。もちろん外道もいっぱい。
「やっぱりイサキが釣りたいな~」なんて話しながら場所を変えて探し回ると、またよさそうな反応が。
どうやら大当たりでイサキの反応!そして全員ヒット!
しかし流れが速いのかすぐポイントはずれては戻りポイントはずれたは戻りの繰り返し。
まあ、反応があるからと言ってうまい具合に釣れるわけでもなく、改めて釣りは自然、生き物相手だなと思いました。
しばらくしてジグ班と合流。様子を聞いてみると当たりはあるがばらしが多いとのこと。
昼前になると雲は晴れ、波もだいぶ収まってきたのかべた凪に近い状態。そして日差しが強烈で暑い。
この頃になると仕掛けを投入しても全くあたりがなくなってきたので今回はこれで終了としました。
釣果写真を全然撮らなかったのですが、実際餌釣り班3人分の釣果を合わせるともっと釣れています。
魚種にこだわらなければ数はもっと稼げたかなっというところ。
約6時間ほどの釣りでしたが、魚種が豊富で非常に楽しかったです。
行きはのんびり行ったったので約2時間、帰りは流木避けつつ、ある程度スピード出したので約1時間弱~1時間半というところでしょうか。
その日の風と波次第ってところですね。
海況ももっと荒れているのかと思いきや意外と静かで、運がよかったのかもしれないです。
湾内での釣りも面白いですが、今年はちょっと遠くまで足を延ばして釣りに行くのもいいかもしれませんね。